5 月 17 〜 19 日に群馬は高崎市, 榛名山へ行ってきました.
その際, 榛名神社から榛名湖までは徒歩で移動しました.
Google Map で「榛名神社から榛名湖 徒歩」などと検索すると (2019 年 5 月現在),
21 km, 5 時間と表示されますが, そんなにかかるわけがありません. この検索結果は本当に意味不明です.
ふつうに車道 (県道 33 号線) を通っても 5 km 程度なので, 歩ける距離です.
ただ, 榛名神社から榛名湖へは,「関東ふれあいの道」というハイキングコースとして整備されています.
今回の記事では, 榛名神社から榛名湖までの, 関東ふれあいのみち「榛名山へのみち」をご紹介します.
[目次]
榛名神社
榛名神社は用明天皇 (585 〜 587) の時代に創建されたと言われ, その名前は『延喜式神名帳』(927) に「上野国十二社」の 1 つとして記録されています.
主祭神は日の神である火産霊神と, 土の神・埴山毘売神. 古来より, 鎮火・開運・五穀豊穣・商売繁盛のご利益があると言われてきました. また, 修験者の霊場として, 古くから榛名山信仰の参拝者を集めています.
12:30, 高崎駅西口から榛名湖行きのバスに乗車し, 1 時間ほどで榛名神社のバス停に到着.
バス停近くの蕎麦屋で腹ごしらえ. 本当は蕎麦を食べたかったんですが, 売り切れということでうどんに (おいしかったです).
バス停から神社までの参道にも, 食事処や土産物屋がたくさん並んでいます.
14:00 過ぎに随神門前の鳥居に到着.
随神門. もともとは仁王門. 神仏分離により仁王像が取り除かれ, その後, 随神像が設置されました.
随神門をくぐると一気に, 樹々に囲まれた「異世界」へ.
三重塔. 高崎市指定の重要文化財で, 群馬県内唯一のもの. 神仏習合の名残を留める建造物.
榛名神社の魅力は何と言っても奇岩. 自然の美しさは本当に素晴らしいですね.
瓶子の滝. 滝の流れている両脇の岩を神に捧げる神酒を入れる器の瓶子に見立てられています.
矢立杉. 武田信玄が戦勝祈願のために矢を射立てたという言い伝えがあります. 高さ 55 m, 目通り 9.4 m, 推定樹齢 600 年.
神門. 奉祝・令和!
双龍門. 本来は御唐門. 扉の彫刻や天井絵に龍が多く, 蒼龍門と呼ばれています. 安政 2 年 (1855 年) の造営.
そして神楽殿. 明和元年 (1764 年) の再建.
御姿岩.
榛名神社から榛名湖へ. 関東ふれあいの道「榛名山への道」
本殿から関東ふれあいの道へ行くことができます.
14:40, 関東ふれあいのみち, 榛名山へのみちへ.
素敵な岩.
榛名湖までは, こうした沢沿いを歩いていきます.
15 kg のザックをかついで行ったので, 写真を撮る余裕がありませんでした...
15:45, 榛名湖の近くの広場に到着.
ヤセオネ峠と天神峠バス停との分岐点.
榛名湖が見えてきました!
榛名湖から関東ふれあいのみちへの入り口.
15:50, 榛名湖に到着!
榛名神社から榛名湖までの「関東ふれあいのみち」ですが, ハイキングコースとはいえ, ちゃんとした「山」の道ですので, 軽登山の服装で行った方がいいでしょう.
全体的にあまり眺望はありませんが, 林のなかをずーっと歩いて行った先に榛名湖が見えてきたときは感動しました.
都内からは新幹線およびバスを利用して, 榛名神社までが 3 時間くらいですので, 日帰りは難しいかもしれませんが, キャンプなり宿をとるなどして訪れてみるのもいいかもしれません.
榛名湖でのキャンプ, 榛名山縦走については, コチラの記事を参照してください.