前回の記事で、伊尾木洞の入り口から、大規模なシダ群落があるスポットを抜けた箇所まで紹介しました。
今回は前回の続きとして、伊尾木洞散策のゴールとも言える、滝までのルートをご紹介します。
で。いちばんの見所かもしれない、のぶあーっと崖一面にシダが生い茂っているスポットは過ぎたのですが、それでも岩に生い茂るシダが美しいですね。
ちなみに朝 9 時頃ということで、東日が良い感じに射し込んできているのも良さ。
続いて。切り立った崖になっているスポットは完全に終わって、雑木林の間の沢を登って行く感じになります。
どうかなー、見所的にはもう終わったのかなー、て思ってたんですけど。
なかなかどうして、この先、どうやって進むの!? 的な景色がまだまだ続きますね。
振り返れば、伊尾木洞の出口。こちらの眺めも良いですね。
先に進みましょう。
植生、シダ以外もけっこう楽しいですよ、見るの。
朝日が射し込む感じがとても幻想的です!
まだまだシダは見られます。
足元はどうなっているかというと、こういう感じで、若干不安定な、けど緩やかな沢を登って行くかんじですね。
前回の記事でもご紹介しましたが、伊尾木洞は、しっかりした運動靴が必須です。防水のシューズならなお良いかもです。
ここから少し沢から離れます。
沢から離れる前に、いままでのルートを振り返り。
沢から少し離れ、雑木林のなかを歩いて行くことになります。雑木林へ入る前に振り返ってシャッター。
雑木林のなかはこういう感じ。
しばらく歩くと、またすぐ右手に沢が見えてきます。今度は視界下部。やっぱり、ちょっとした冒険感がありますね。
小径の周囲にはけっこうムサシアブミが。
そして橋! テンション上がります!!!!
橋の先にはハシゴが見えるじゃないですか!!!!! これもプチ冒険ポイント高いです!
このハシゴを降りて...
橋を振り返るとこんな感じ。
沢を行ったり来たりで、
奥へ進みます。
そう! この時期は、桜の見頃が少しだけ過ぎてたんですけど、だから、伊尾木洞のルート全体に、こういう感じで桜の花びらが散っていて、おそらくこの時期にしか見られない色彩を楽しめたのではないかと。
さらに奥へ進みます。
崖感も戻ってきました。崖を接写。
ん... 左手に整備された階段が見えますね... そして奥に見えるのは...?
これは...?
滝だあああ!!!!!!!
はあ... 水もめちゃくちゃきれいでね... これを見るだけでめちゃくちゃ癒されます。
いい眺めだ〜〜〜
では、滝を堪能したところで、出口へ。
沢は完全に終わって、少しだけ急な坂道を登ります。
ルート案内がしっかりあるので、迷うことはないはずです。
階段が整備されてもいますしね。
上方から先ほどの滝を。
滝とお別れしたら、あとはかなりしっかりと整備された道に。
杉の間の小径を進みます。
あ、ここから降りですね。
ん、なんかふつーの田舎っぽいところが見えてきました。
先程の滝は、この水路からの水でできていたんですね... にわかには信じがたいですが...
その水路に架けられた小さな橋を渡れば...
渡る前に,、小橋の上から。さらに奥には沢が続いています。
小橋の上から、下流への眺め。ああ、滝があるって分かりますね〜〜〜。そして左の方に桜。伊尾木洞内部に散りばめられていた桜の花びらは、この桜の樹からですかね〜〜〜。
ということで、橋を渡ると帰り道ルートの案内板がしっかりあります。この時点で 9:30 。伊尾木洞、だいたい 30 分くらいで楽しめる、神秘的なプチ冒険でした! また行く機会があれば、もっとゆっくり、植物なんかを観察しながら、1 時間くらいかけて歩きたいですね。
春だと、公民館へ向かう帰路では、桜が迎えてくれます。
ちなみに桜の株元には、ナスが有機質肥料の代わりに捨てられていたんですけどね (笑)
帰路では、伊尾木洞へ流れていく水路を上方から楽しむことができます。こんな小さな水路が、あの伊尾木洞の景色を形作ってるなんて!
公民館へ続く経路。こんなのんびりとした田舎風景のすぐ隣に、あんな神秘的な場所があるだなんてなかなか信じられません。興味深いですね〜〜〜。
と、いうことで! 伊尾木洞の散策を 2 回に渡ってご紹介しました。このあと! 東山森林公園へプチ登山しました! 東山森林公園プチ登山についてはまた次回!